きのこに含まれるβグルカン(多糖類)は免疫力を高めガンを予防する?その驚くべき効果とは

βグルカンを含むキノコの驚くべき効果

昔から健康を保つため、あるいはガンにならないためにはキノコを食べると良いと言われてきたかと思いますが、なぜキノコを摂ることでガンが予防されるだけでなく、健康的な身体になれるか不思議になるかと思います。

実はキノコにはβグルカンと呼ばれる成分が豊富に含まれており、このβグルカンがヒトの体内で様々な良い効果を生み出していることがわかっています。

では具体的にβグルカンについて紹介して行きたいと思います。

βグルカンの歴史

1941年にアメリカのルイス・ピレマーと呼ばれる研究者が出芽酵母の細胞壁を抽出して発見されたのがβグルカンの起源です。当初はβグルカンとは呼ばれずに「ザイモサン(Zymosan)」と呼ばれていました。

その後の1960年、アメリカのチューレン大学創始者でもあるニコラス・ディルジオが同じ出芽酵母から高分子多糖体を抽出し、構造が明らかにされたのです。

その際にβ1,3-グルカンと名付けられたので、割とこのβグルカンと名付けられてからは古くないのがわかるかと思います。

そしてこの1960年を境にして、βグルカンの研究が勢いを増すようになりました。

その3年後の1963年にはβグルカンが、ガン細胞を縮小させるという働きを持っていることが初めて発表され、今ではガン予防やウイルスに対しても効果を示す研究が続々と発表されている期待された成分です。

βグルカンの構造

・βグルカンとは何なのか

βグルカンというのは高分子で結合された多糖類の一種で、食物繊維に分類されます。

主にキノコに多く含まれていますが、実は酵母や植物の細胞壁にも含まれており、体内に入ると免疫力を向上させガン細胞を撃退する性質を持っています。

・種類によってαグルカンとβグルカンと大別される

画像引用元 http://www.rakuten.ne.jp/gold/daichido/about/

βグルカンとはグルコースがβ結合をしているためその名で呼ばれていますが、α結合もあるためαグルカンとβグルカンの2種類に分けることができます。

αグルカンは結合した部位によってアミロースやグリコーゲン、アミロペクチンと名前を変え、うるち米や動物のエネルギー貯蔵物質、もち米や乳酸菌に主に存在しています。

βグルカンも結合部位によって名前が変わります。ラミナランやカードラン、カロースにセルロースと言われます。

キノコや植物の細胞壁、酵母や海藻に存在しているのがβグルカンです。

βグルカンの作用とは

・免疫力を上げることで細菌やウイルスに打ち勝つ

免疫力とは外部から侵入する細菌やウイルスを自身が持つ細胞の働きによって排除する働きのことを指します。

免疫に関わる細胞は、問題のある物質が侵入してきた際にすぐに対処できるよう抗体と呼ばれる物質を分泌する役割を果たすB細胞、そのB細胞だけでなく免疫応答に関わる細胞に司令を出すヘルパーT細胞、その免疫応答を調整するサプレッサーT細胞、直接菌やウイルスを攻撃するキラーT細胞があります。

これらの他にもナチュラルキラー細胞(NK細胞)やマクロファージといった細胞が、種々の敵を発見次第自分の細胞内に取り込み強力な消化酵素によって分解する働きを持っています。

この免疫応答に関わる細胞の働きが低下してしまうと、風邪を引きやすくなるだけでなく、他の病気にもかかりやすくなり、悪性腫瘍であるガンになってしまう確率も高くなります。

エイズ(AIDS)はこの免疫の働きが極端に低下してしまうため体内に悪性腫瘍が多く目立つようになってしまうのです。

そしてこの免疫力というのは、加齢によっても段々と低下してしまいます。高齢の方がガンや免疫疾患を患ってしまうことからも理解出来ると思います。

ヒトの免疫力というのは18~22歳をピークに年齢を重ねるごとに段々と下降していきます。

40歳までいくと、ピーク時のおよそ半分ほどしか免疫力が無いと言われるほど下がり、その後も下降線を辿っていきます。

βグルカンはこの免疫力を上げる効果が期待されているのです。

βグルカンが体内に入るとマクロファージやリンパ球のような白血球の種類に作用し、活性化させます。

そうなるとこのマクロファージ達は、免疫応答に関わる細胞に司令を出す物質であるサイトカインを分泌するようになりますので、先程紹介した免疫応答に関わる細胞も次々と活性化していき免疫全体の活性化を促してくれます。

・ガン細胞を縮小させる

通常の細胞は用途に応じて増殖したり増えるのを止めて自己の正常に努めます。

一例で言えば、怪我をした際に傷口周辺の細胞が盛んに分裂を始め、修復を開始し治癒した時には分裂を止めるといった具合です。

これは身体では常に司令が出て調整されているのですが、ガン細胞というのはその司令を全く受けず増殖し続けてしまいます。

身体の中では絶えずこのガン細胞が出来てしまう脅威に晒されていますが、それを止めるための一つとしてマクロファージの貪食作用が挙げられます。

貪食作用とは名の通り、自身にとって敵となるものあるいは外部から入ってきた異物に対してマクロファージが取り込みマクロファージ内の消化酵素で分解することなのですが、ガン細胞にもこの貪食作用は働きます。

つまり、βグルカンで活性化されたマクロファージは貪食作用も活発化するため、ガン細胞の縮小にも効果が期待出来るというわけです。

実際にマウスを使った実験で、βグルカンを注射したマウスの中にあるガン細胞が縮小したことに成功した例や細菌やウイルスに対しての抵抗力が上がったという報告が数多くされています。

・コレステロール値を下げる

コレステロールとは細胞膜を形成する際に使われる成分で、脂質の一種です。

適正量を摂っていれば何も問題は無いのですが、近年の食文化の変移から、肉類や動物性脂肪を摂りすぎてしまう方が増えてきました。

血中のコレステロール値が高くなると血管の壁にコレステロールをくっつけ、それが連鎖してしまうと血管をふさぎ血流の流れを悪くしてしまいます。

その結果、詰まった血管の場所によって脳卒中や心筋梗塞、高血圧など診断されるようになってしまうのです。

コレステロールの約3分の2は体内で構成することができ、約3分の1は体外から摂取することで構成されるようになるので現代人は少々摂りすぎてしまう傾向があります。

βグルカンはその性質上、消化管で分解されずに腸まで届きます。いわゆる不溶性食物繊維と呼ばれるのですが、そのためコレステロールを吸着させて体外へ排出する働きがあります。

コレステロールだけでなく、腸内の水分や余分な成分も吸着しますので便秘解消にも働いてくれます。

・免疫応答が最も働く腸を刺激する

βグルカンが不溶性食物繊維のため消化管で消化されずに腸まで届くという話を紹介しましたが、腸まで届いたβグルカンはコレステロール値を抑えるだけでなく、腸での免疫応答にも作用します。

腸内というのは腸内細菌が何億と存在していますが、それ以外にも腸は口から入ったものがひとつながりで届くため、外界にさらされているのと同じと言えます。

そのため様々な病原菌やウイルスに脅かされる危険性を持っているのですが、この外界からの侵入者を撃退するための独自の免疫応答システムが発達しています。

小腸の粘膜上皮細胞の間に小腸上皮間Tリンパ球と呼ばれるリンパ球が存在しています。

その他にも小腸や十二指腸ではリンパ球が無数に存在し、特に小腸の終わりにある回腸と呼ばれる部分にはリンパ球が驚くほど存在しています。

これをパイエル板と呼んでいます。その後も盲腸、結腸、直腸、大腸とリンパ球がたくさん位置しています。

免疫応答に関わるリンパ球の約70~80%は腸内に存在していると言われるほどリンパ球が多い理由として、やはり食べ物や病原菌、ウイルスが侵入してくる最前線がこの腸管なので、食品に含まれる成分で腸管に住み着いている細菌を活性化し、免疫応答を活発にさせる必要があるのです。

この食品に含まれる成分で活性化を促す代表な物質がβグルカンだということです。

βグルカンが豊富に含まれている食品

βグルカンを摂取することを考えた場合、やはり効率が良いのはβグルカンを豊富に含んでいる食品を摂るということです。

βグルカンは先程説明しましたが、きのこ類や酵母、植物等に広く含有されている成分なのでそれらを進んで摂取していれば問題なくβグルカンは摂れるでしょう。

しかし、βグルカンも様々な種類があり、それによって機能も変わってきてしまいます。

βグルカンが多く含まれている食品は、パン酵母、大麦、まいたけ、アガリクス、猪苓(ちょれい)、茯苓(ブクリョウ)、カバノアナタケといった主にきのこ類に含まれているのが目立ちます。

きのこ類の中でもサルノコシカケ科に含まれるβグルカンが免疫力向上、ガン予防に効くとされており、古くから漢方として利用されているほどでした。

きのこ類の中有名なものをいくつか紹介したいと思います。

・神のキノコと呼ばれるアガリクス

アガリクスはハラタケ属の一種で日本ではヒメマツタケと呼ばれることが多いきのこです。

ブラジルの東南部やフロリダからサウスカロライナなどの北欧の海岸草地にも群生しています。

このアガリクスが発見されたのはブラジルにあるピエダーテ地方の人々には長寿の方が多く癌の羅患率や病気になりにくいというところからでした。

そこでアメリカの研究チームが調査を行ったところ、ピエダーテ地方に住む人々が好んで食べているアガリクスに原因があるのではと着目したのです。

そこから研究は進み、薬理作用なども解明されるようになったのです。

しかし、このアガリクスは栽培がとても困難なのが問題点でした。

ピエダーテ地方は山間部なので、昼間は35℃と温度が高く、夜間が20℃以下という温度差が大きいのです。そして湿度は80%以上という条件の元でのみ自生をしていたので、研究が進み作用もわかっているが、入手が困難でとても高価なキノコだと言われていました。

しかし、1970年代になると人工栽培が可能になり、1990年代には栽培方法が確立できるようになったためアガリクスの生産ラインも安定し、誰でも入手しやすくなったのと同時に有効成分の研究も更に盛んになっていきました。

βグルカンが多いキノコとして有名な一つがこのアガリクスだというのは今日では周知の事実であると言えるでしょう。

・漢方として古くから知られる猪苓(ちょれい)

日本ではあまり馴染み深いものではないものですが、猪苓とはサルノコシカケ科であるチョレイマイタケの菌核を取ったものです。

チョレイマイタケはブナ林やミズナラ林の地下10センチ程に菌核を形成し自生するきのこです。

国産のものは大変少なく、北海道や長野県でのみ栽培されていますが、それでもほとんどが中国からの輸入となっています。

この猪苓は漢方薬として知られており、利尿作用や解熱作用、止渇作用があります。

そのため本来は腎臓病や膀胱炎、尿道炎、淋病の患者に用いられていましたが、近年抗ガン作用が注目を浴びるようになったことがきっかけに研究が始まっています。

ある研究グループでは腹水ガンマウスに対し、体重1キロあたり1日100mgの猪苓抽出物を投与したところ35日目が経過したところで投与無しのマウスは10匹中10匹が死亡してしまったのに対し、投与ありのグループは10匹中1匹しか死亡しなかったという結果がでています。

それからというものいまだ詳細の研究は発表されてはいませんが、恐らく猪苓に含まれるβグルカンに抗ガン作用や免疫力向上作用があるのではという仮定の元研究が進められています。

・幻のきのこと呼ばれるカバノアナタケ(チャーガ)

今現在でもかなり希少性の高いきのこの一つとして知られるカバノアナタケですが、こちらもサルノコシカケ科の一種です。

カバノアナタケ以外にもシベリア霊芝、チャーガと呼ばれ、白樺やダケカンバと呼ばれるカバノキ科の幹に寄生します。

このカバノアナタケの希少性は「白樺の木2万本にわずか1本にしか寄生していない」と例えられるほど発見するのは難しいと言われています。

生息地域は主に寒冷地域で、ロシアや北米の一部、ヨーロッパや日本の北部で生息しています。

一見するとゴツゴツした岩のような外見のためきのこには見えない形をしています。

寄生した木の栄養を10年から15年かけて吸い続け、最終的に寄生した木を枯らしてしまいます。その見た目からもガンのようなきのこと総称されることも少なくないです。

このカバノアナタケの歴史は大変古く、1991年9月にイタリア領南チロル自治州で発見されたミイラは新石器時代のもので、そのミイラの携帯品にも含まれていたといいます。

新石器時代は今から約5000年以上も前のことなので、それよりももっと前から人々に愛用されていたということがわかります。

ロシアでも昔からこのカバノアナタケを利用していた歴史があり、ロシアの人は白樺の木を木材だけでなく治療薬として樹皮や樹液を使っていました。

そのため白樺に寄生するこのカバノアナタケを発見し、ガン治療や免疫力を上げるためにお茶や粉末状にして飲んでいたそうです。

ロシアのノーベル賞作家であるアレクサンドル・ソルジェニーツィンが書いた「ガン病棟」と呼ばれる著書の「白樺の癌」という章で、ガン患者がカバノアナタケについて話をするシーンが見受けられます。

なぜこのソルジェニーツィンはカバノアナタケについて触れているかと言うと、ソルジェニーツィン自身が1955年に腫瘍が見つかり、ウズベキスタンのタシケントと呼ばれる地方の病院で治療を受けることになるのですが、その時の経験を「ガン病棟」として発表したのでした。

以下の文章はガン病棟(上)新潮文庫(小笠原豊樹訳)p202~230(11:白樺の癌)からの要約を記載しています。

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モスクワ郊外のアレクサンドロフ郡の病院に何十年も同じ病院に勤めている医者が、その病院に来る農民の患者にはめったに癌が見られないという事実に気がついた。

そこでその医者は調査を始め、そのあたり一帯の百姓たちは、お茶代を節約するために、茶ではなくチャーガというものを煎じている、ということを発見した。

チャーガは白樺の茸と言われているが、実際は白樺の癌というべきもので、白樺の木に寄生する妙な格好の、表面が黒くて内側は暗褐色の瘤のようなもの。

ロシアの百姓たちは、それとは気づかずに、そのチャーガでもって何世紀ものあいだ癌から救われていたのではなかろうかと、その医師は思った。そして、その医者はチャーガの抗がん作用や、煎じ方や飲み方などを研究し、多くのがん患者を治療した。

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ちなみにこの「ガン病棟」に登場する医師は実在していたものという記載もあります。

以下の文章はhttp://ameblo.jp/pluscarenet/entry-10804294426.htmlから抜粋

■ちなみに・・・小説に出てくる医師は実在していたのです。

「ガン病棟」の文中に出てくるマースレニコフは1884年生まれ。

モスクワ大学医学部卒業後アレクサンドルの病院に赴任しました。

狩猟が好きで、ある時、 狩猟の途中立ち寄った小屋で森番からカバノアナタケのお茶をごちそうになり、このお茶が昔から体に良いと伝えられていることを聞き、興味を持つようになったのです。

まず自身がチャ-ガを飲んで副作用がないことを確かめたうえで、徐々に患者に投与 してみると、転移を抑え、食欲を増進させるという結果がでました。

学術誌に論文を載せるとその反響は大きく、カバノアナタケのブームがやってきたのです。

カバノアナタケの反響の大きいことで行政機関の監視が厳しくなり、マースレニコフは医師としての活動を制限されるようになりましたが、1956年には特許を取得し、ガンの毒性低下剤としてカバノアナタケがソビエト保健省から承認されました。

マースレニコフは、モスクワに70床のガンクリニックを提供され、医師活動を続けたのです。

モスクワ大学医学部卒業後アレクサンドルの病院に赴任。

亡くなるまでカバノアナタケの研究を進めた。1966年に82歳で死去しました。

引用させていただいた文に登場するマースレニコフだけでなく、この「ガン病棟」をきっかけに1950年以降からは本格的にカバノアナタケに関しての研究が始まりました。

そしてロシアの赤十字社では、カバノアナタケから抽出した「ベフンギン」と呼ばれる抗ガン剤の開発に成功し、医療現場での使用を認められています。

日本でカバノアナタケによる知見が色濃くなったのは、1996年に静岡大学故水野卓教授が「カバノアナタケ(チャーガ)多糖類が健康に及ぼす様々な作用について抗腫瘍活性と血糖値降下作用」を発表した後からでした。

その後国立予防衛生研究所や大阪府立公衆衛生研究所、北海道大学や広島大学といった国立大学等でカバノアナタケの抗ガン作用や免疫力増加作用等の研究がさかんに行われるようになり、次々と研究成果を発表していくようになりました。

国内でも調べてみるとこのような体験談が出てきました。

2センチ大のがん細胞が半分にまで
福岡市   (24歳)様
先日送っていただきましたチャーガ茶は非常に飲みやすくて父も喜んでおりました。のどの調子もだいぶよくなり、来月には退院できるとのことでした。
最初は半信半疑だったのが、毎日続けることが大切だということで1日に1包みを500mlで濃く薄めて飲ませていました。お話だと1包みで2リットルまで抽出できると聞いてましたので、だいぶ濃いものだったはずですが、無味無臭で父も抵抗なく飲んでおりました。反応が出てきたのが、飲み始めてから2週間目でした。吐気がとまり、頭痛が消えて食欲まで出始めた為、父の表情に笑みが多くなりました。放射線治療と化学療法、そしてチャーガ茶の組み合わせで9月には2センチ大のがん細胞が半分にまで縮小し、10月の検査の結果来月には通院でいいとのことでした。あんなに落ち込んでいた父が見違えるようになったのがとてもうれしくて、二人でチャーガ茶を飲んでいる毎日です。目標はガン消滅です。
乳がんと診断されリンパにも転移して不思議
熊本県  (36歳)様
本当にチャーガって凄いんですね。初めて紹介していただいた時は、これまで親戚もアガリクスを使っていた為、正直あまり乗り気ではありませんでした。ただアガリクスの味に比べるとチャーガが飲みやすい為そのまま継続することにしました。2ヶ月前に乳がんと診断されリンパにも転移していた為、切除手術を勧められましたが、これを断り、患部への放射線照射と抗がん剤の点滴、それにホルモン剤の服用を施してもらえるようにお願いしておりました。

しかし脱毛や食欲不振、体力の衰えなど副作用に悩まされており、チャーガを今回飲むきっかけになったのも副作用のせいといっても過言ではありませんでした。毎日の飲む量を増やしていき1ヶ月ほどで脱毛がとまり、食欲が出始めて白血球の数も増えてきだした為、私自身も非常に希望を持って治療を続けました。ただ副作用がなくなったのは本当にうれしかったです。先月の検査でガンの大きさが1.5センチ×1センチまで縮小し、リンパ節の転移が消えており乳房温存のまま退院できることになりました。今は近くの病院で検査をかねて通院しております。このまま行くと完治も夢じゃないと思います。

引用元:http://mamekando.net/taiken/sub01.html

なぜここまでカバノアナタケが抗ガン作用を持っていたのでしょうか

考えられる成分にはやはりβグルカン(多糖類)が思い当たります。

βグルカンの豊富なきのこといえばアガリクスを思いつくかと思いますが、実はカバノアナタケはアガリクスのβグルカン含有量よりも3~4倍もの含有量を誇ります。

それだけでなくアガリクスに含まれるβグルカンは水溶性のβグルカンのみですが、カバノアナタケは水溶性であるヘテロβ-Dグルカンだけでなく、不水溶性であるホモβ-D-グルカンを持っているのです。

免疫力を上げるための成分だけでなく強力な抗酸化作用を持ち合わせているのもまたカバノアナタケの利点です。

スーパーオキシドディスムターゼ(以下SOD)と呼ばれる物質は、体内の活性酸素を除去し、老化の抑制や細胞の保護、各臓器への病気予防といった働きをしてくれるのですが、このカバノアナタケにはSODと同様の働きをしてくれるSOD様物質と呼ばれるものが含まれています。

こちらもアガリクスと比べると、実に23倍もの抗酸化力を持っていますので、身体にとても良い効果が期待できるというわけです。

βグルカンを摂取量と過剰摂取による副作用の心配は?

βグルカンのメリットがわかったところで気になるのがデメリットですよね。

βグルカンが身体に良いからとついつい摂りすぎてしまって病気になるのでは本末転倒です。

しかし、このβグルカンは自然の成分であるため、摂りすぎて過剰症になるということはありません。

元々は食物繊維として機能しているため、摂りすぎた分は通常の食物繊維と同様の働きをしてくれます。

強いて言うのであれば、このβグルカンを大量に摂取するということは、食物繊維の成分を大量に摂取するのと同様なことが起こるため、大量の野菜を食べたと同じ感覚になります。

そのため満腹感であったり、胃もたれを起こしてしまう可能性があります。

その際は摂取量を控えていただければ問題ないので、βグルカンを摂取する際には摂取量は目安として気をつけていただければと思います。

βグルカンの1日の摂取量は?

そこで気になるのがβグルカンの1日の摂取量目安ですが、この回答も見ている方にとっては意にそぐわない回答になってしまうかもしれません。

βグルカンは摂りすぎても身体に悪影響は出ずに、満腹感や多少の胃もたれを起こしてしまうのみとなっています。

そのため満腹感や胃もたれを起こすぐらいであれば摂取しすぎと考えるべきなので、個人個人に併せた量というのが答えになってしまいます。

亜鉛や銅は、摂りすぎると過剰症になってしまうため一日の摂取量というのは決まっているのですが、ビタミンC等は摂りすぎても体外に排出されるだけなので一日の摂取量というのは上限が決まっておりません。

このβグルカンも同様にしてこれだけ摂れれば一日の摂取量として問題ないという量がないので、そういった身体の体調変化に併せて摂取していくのが好ましいと言えるでしょう。

βグルカンが持つ力が今後のガン医療を大きく変える

画像引用 http://medipolis-ptrc.org/patient/overview/

一般的に末期ガンになってしまった患者のために行う治療として行う代表的なものが、「ガンの摘出手術」、「抗ガン剤化学療法」、「放射線治療」の3つだと言われています。

しかし、これらの治療は免疫力を低下させ、患者の体力を奪うだけでなく痛みを伴ったり、副作用や合併症を引き起こすリスクがあり、最悪の場合死期を早めてしまうことに繋がります。

そのため現場の医師や医療従事者にとってはガン細胞を縮小する成分があるという事実には注目せざるを得ない状況なのです。

先進医療が進んでいる欧米では、医師やガンにまつわる研究をしている人々だけでなく、患者側からもガンに対して治療ができる方法はないかと考える人が多く、一般人でも医療に向き合う方が日本に比べ数多くいます。

抗ガン剤だけでなく、サプリメントとしてガンに対しアプローチをかけてくれる成分がある、つまり健康補助食品として日常的に摂ることで、ガンの発生リスクを抑えられるといった情報は、医師や医療従事者、研究者にとっては隠したい事実ではありますが、ガンに苦しんでいる方にとってはぜひとも公開してほしい情報です。

そしてこういった情報も欧米から日本へと段々と普及されていくにつれて、企業側もサプリメントの開発に力を入れつつあるのが現状です。

ですが、その中でも成分偽装であったり、薄い成分で高額の値段で販売する企業というのが後をたたず現れるために、健康食品・サプリメントの評価というのは実際の効果・効能よりも低い印象を与えてしまっています。

ですが、それに伴い法律も規制され、段々とあるべき評価へと戻りつつあるため、今後はまっとうな評価のもと、信頼できる健康補助食品・サプリメントが提供されて、ガン患者にとっても患者側から行える治療の一環として利用されていくでしょう。

βグルカンと聞くといまだに効果があるのかどうか疑問視する声が聞こえてしまうのは、アガリクスのサプリメントを摂取した際に、そのサプリメントに配合されている不純物によって引き起こされた健康被害によって厚生労働省から処分を受けた事件が背景にあるからです。

処分を受けた現在、アガリクスのサプリメントブームは落ち着いていますが、抗ガン作用のあるサプリメントというのは関心は冷めやらないままです。

それに対応するための純度の高いβグルカンが配合されたサプリメントというのは数少なく、まだまだ不純物が多いβグルカンのサプリメントが市場に出回っているような状態です。

ガン患者がなぜこれほどまでにβグルカンが持つ作用を欲するかというのは、ガンという病気は死と隣合わせである病気であること以外に他ありません。

そのことを市場で販売する企業は理解していく必要があります。そしてサプリメントという補助食品だけでなく、世界的には本格的なガン治療としてβグルカンの成分を利用する国も増えています。

先程紹介したロシアではカバノアナタケから抽出したエキスであるベフンギンを臨床として使用することを国から認可されていますし、欧米諸国でもアガリクスだけでなく、パン酵母から抽出できるβグルカンも健康維持に役立つ機能性食品だとして周知されています。

日本でもその試みは浸透しつつあり、ガンを患った患者に対し、転移や手術で摘出が困難とされる場合には海藻類やきのこ類から抽出したβグルカンをエキスにしてサプリメントとして服用しながら経過を観察していく手法も取られています。

現在の日本でのβグルカンとの付き合い方

現在の日本では、先程説明したようにあくまで健康補助食品としての立場でしかβグルカンというのは摂取できません。

しかし、サプリメントとして免疫力を上げるだけでなく、ガン予防効果が期待できる成分というのはほとんど見かけないほどの将来性のある成分です。

まだまだ研究の余地はあり、今後も新たな研究結果でガン治療の現場で使われる日は遠いかもしれませんが、みなさんが独自でβグルカンを摂取していくというのは自由です。

年齢とともにどうしても身体は老化し、病原菌やウイルスに対する抵抗力も衰えてしまいますので、このβグルカンを食べ物から、あるいはサプリメントやエキスを通して摂取していくというのが今の理想的な付き合い方だと言えるでしょう。


ライター ヨウ

晩酌ではいつも日本酒かワインを飲んでいます。家族に腫瘍が見つかり、健康について考えるようになってきました。

参考

http://www.1kampo.com/saihatsu-7.html

https://www.ganmen-kobayashi.jp/faq_02.html#q_17

http://www.up-immunity.net/foods/nutrient/beta_glucan.html

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