チャーガ茶の効果・効能と飲み方についてまとめました。

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癖のない、麦茶に似た味わいのチャーガ茶(カバノアナタケ)

ヨーロッパやロシア、日本の東北地方など寒い地域の白樺の木に寄生して成長するチャーガ(和名 カバノアナタケ)は体の免疫力を上げ、美容効果やアンチエイジングの食材として、ヨーロッパ、アメリカ、フィンランド、日本、韓国で注目されています。

北海道ではアイヌ民族の健康茶のお土産として国産チャーガの販売をしているところもあり、希少なチャーガも塊のまま手に入れることができます。

・チャーガとは

チャーガとは、霊芝と呼ばれるきのこの近縁種で、和名ではカバノアナタケ、シベリア霊芝とも呼ばれるきのこです。見た目は黒くゴツゴツした岩の様で、触った感触も硬く、一見きのこには見えない風貌をしています。

このチャーガは、白樺の幹に生息しているのが特徴で、ヨーロッパやロシア、日本の東北地方など寒い地域に分布しています。

しかもこのチャーガはとても希少価値のあるきのこで、白樺の木2万本に1本しか無いと呼ばれるほど見つけるのが困難なキノコです。成長するまで長い年月がかかるため養殖をする業者もいないため、天然のチャーガは「森のダイヤモンド」と呼ばれているそうです。

また、チャーガはマイナス20度でも枯れることがないため、その生命力の強さを「硬くて、砕けない」ダイヤモンドに例えられたという説もあります。

一般的にみられるようなきのこの傘はなく、黒いこぶのような形をしていて、外側は石炭のように硬くごつごつしています。

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白樺の木に生えているチャーガ。ゴツゴツした風貌でキノコには全くみえない。

アンチエイジングティーとしても人気のスーパーフード

【美容】ケイティー・ペリーとケリー・オズボーン愛用のチャーガ茶って?

・チャーガの歴史

このチャーガ自体の歴史は古く、わかっているところでは新石器時代からチャーガを利用していた痕跡が見つかっています。

例えば1991年にイタリアで発見された「アイスマン」と言われている5000年前の古代人の冷凍ミイラの携帯品の中にチャーガが入っていました。そのため、古代人も薬として持ち歩いていたのではないかと言われています。

他にも古代ギリシャの書物にも登場したり、中国の医薬書「神農本草経」でも上薬として珍重されていました。16世紀のロシアでは民間医療でもチャーガはお茶として飲まれ、日本では北海道に住むアイヌ民族がチャーガをお茶にして飲んでいました。

一般的に世界各国でチャーガが広まったきっかけは、ロシアの有名な文豪、ソルジェニツィンという方の「ガン病棟」という作品で、チャーガを紹介したことが発端でした。

「ガン病棟」の中で”チャーガは白樺に自生してガンのような状態となった菌核。これを煎じてお茶代わりに飲んでいるモスクワ郊外の田舎では、健康な人が多い”と紹介されています。

ロシアでも古くからチャーガはがん予防や自然治癒力・免疫力の増進に効果があるといわれ、研究がさかんに行われており、現在ロシアでは代替医薬品として医療現場で使われ、ロシアの薬局ではチャーガを主成分とした抗癌剤やチャーガティーを販売しているほどです。

・チャーガに含まれる栄養成分

スーパーフードとしても注目されているチャーガの効果効能をまとめました。

チャーガは、寄生した白樺の木の栄養分を吸い取って10~15年かけて成長します。「森の看護師」と言われる白樺とキノコとしてのチャーガの栄養がどちらも詰まっています。

具体的な成分としては、ベツリン酸・サポニン・ミネラル・有機酸やアミノ酸など滋養強壮と抗ガンに対する有効成分がぎっしりとつまったきのこなのです。

▽チャーガに含まれる成分

βグルカン・エルゴステロール・ビタミン類・ミネラル類の他、フラボノイド・トリテルペノイド・アルカロイド・プテリン・アガリチン酸・イノシトール・タンパク質・脂肪・灰分・食物繊維など。

・チャーガの効果・効能

フラボノイドには、活性酸素、高血圧安定、抗アレルギー作用があります。β-グルカンなどの多糖類が他のキノコに比べて豊富に含まれており、抗酸化酵素(S.O.D)の含有率がアガリクスの24倍、ケールの60倍、ほうれん草の250倍もあるということで脚光を浴びています。

また、チャーガには免疫力向上・抗ガン作用以外にも、様々な効能があると言われています。

チャーガが寄生する白樺の木の樹液には多糖類、サポニン、アミノ酸、有機酸、ミネラルなどの有効成分が多く含まれています。アミノ酸には体内で合成できない必須アミノ酸が豊富に含まれ、美肌効果が注目されています。

女性にとって嬉しい効果としては、豊富な食物繊維による便秘解消、抗酸化作用が強いチャーガで肌の抗酸化防止、血流改善によるむくみ防止などが言われています。

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引用:https://jp.pinterest.com

チャーガに含まれるリグニンは血糖値を下げ、また、βDグルガン・カリウムには血圧を下げる働きを持っています。

チャーガに含まれるリグニンは、本来は水に溶けない不溶性植物繊維なのですが、きのこ類に含まれている白色腐朽菌の作用により、水溶性リグニンへと変化します。

糖尿病・高血圧・花粉症に期待できる成分

水溶性のリグニンは、腸内で水に溶け、ドロドロになり、食べたものの移動を緩やかにして、腸内での糖といった栄養の吸収を遅らせることができます。この働きにより、食後の血糖値の上昇を抑えることができ、糖尿病を防ぐことができます。

βDグルガンは、血中の悪玉コレステロールを減らし、血流を良くする働きをもっています。カリウムは、血中の塩素や酸のバランスを保ち、塩分の調整を行ないます。これら2つの栄養素が作用し、血液を正常に保つことで、高血圧を防ぎます。

また、アガリクスやトリュフなどの薬用キノコの約20~25倍もあるという抗酸化作用と高い免疫活性効果が期待されて花粉症・糖尿病で悩む方にも飲まれています。


>天然のリグニンは不溶性でヒトは消化できませんが、キノコ類が持つ白色腐朽菌が水に溶ける「水溶性リグニン」をつくる。水溶性リグニンには免疫によらない抗ウィルス作用や抗酸化作用がある。

引用 http://hontonano.jp/nutrition/201_fiber.html


・副作用のないチャーガ

またチャーガは医学界では、トラウマ、不安、肉体的疲労などのストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブであるとされる「アダプトゲン」とされています。

アダプトゲンとは「体に悪影響を与える物理的、化学的、または生物学的なストレスの原因を、非特異性の抵抗力を高めることによって撃退するもの」と定義されています。

1 毒性 (副作用)がない。

2 作用が特定の臓器に限定されない。

3 正常化作用を持っている。

ウィキペディアで「アダプトゲン」を調べると、アシュワガンダ、冬虫夏草、党参、エゾウコギ (シベリア人参)、ホーリーバジル、高麗人参 、イボツヅラフジ 、アマチャヅル、甘草(カンゾウ) 、マカ 、霊芝(レイシ)、ルージァ・カルタモイデス 、ロディオラ 、朝鮮五味子、チャーガ、シラジットと様々なストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブが出てきます。

1950年代からのソ連の研究では、その中でチャーガが最も強力なアダプトゲンだと結論つけられています。そのためチャーガキノコは「森の王様」とも言われています。

副作用はないと言われているチャーガですが、キノコアレルギーを持っている方は避けたほうがいいでしょう。

チャーガは全く副作用や毒性がないため、飲み過ぎて良くないということは基本的にはありません。普段のティータイムや、私生活の飲料水の代用として健康のためにお茶として飲むといいでしょう。

ノンカフェインなのもうれしいですね。夜眠れなくなる心配はありませんし、妊娠中や授乳中のママや小さいお子様でも安心して飲めます。

・チャーガ茶の飲み方

チャーガの代表的な摂取方法としては、古くから変わらずお茶のように煎じて飲むというのが一般的です。古来の人々よりこのチャーガを煎じて飲んでいる人は健康的でいられるという言い伝えより、現代にも変わらず受け継がれています。

日本では「カバノアナタケ茶」なんていう表現で販売している所が多くありますので、チャーガ茶ではなくカバノアナタケ茶として聞いたことがあるなんて人もいるかと思います。

チャーガをお茶として飲むのに量の目安は特別ないようですが、1日あたり0.5~2リットルが適量でしょう。

お湯にはそのまま入れても、パックなどを使って入れてもどちらでもOKです。 ホットティーやアイスティー、または、チャイやココア、コーヒーと合わせて飲むのもおいしく頂けます。

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ミルクティーやチャイとしても美味しく飲めるチャーガティー

チャーガの煎じ方:チャーガの塊のブロックタイプの場合

チャーガ(ブロックタイプ)の煎じ方の一例を説明します。塊の状態から抽出する場合は煎じて煮出していくため、結構手間がかかります。

まずは鍋にさっと洗ったチャーガと水を入れて、煮出していきます。チャーガの塊はある程度崩しておいたほうがいいでしょう。

一回沸騰させてから弱火で煮込み、煮詰めていきます。ある程度の自分好みの濃さにしたら火を止めて終わりです。

チャーガは何度も煮出すことができます。チャーガのブロックが50グラムほどなら5~10回煎じる作業を行うことが可能です。

ロシアや中国、アイヌの民間療法では、より濃く煮詰めて薬の代わりとして飲むようです。何度も煮詰めていくとチャーガのブロックはより崩れていきますが、貴重なものなので何度も煮出して飲むことをオススメします。

濃すぎたり苦みを感じる場合は、水で薄めたり、コーヒーに入れたりして混ぜて飲むと飲みやすいと思います。

チャーガを煮詰めて煎じる段階で粉々になった残りカスが出ますが、これも食物繊維が含まれていますので、多少の粉であれば一緒に飲むといいです。

天然のお茶なので長期保存はせず、なるべく飲みきってしまうといいでしょう。より濃くしたい場合は市販のチャーガのティーパックを一緒に煎じるとより体にいいと思います。

チャーガの煎じ方:市販の粉砕品タイプの場合

市販のチャーガティーは濃い麦茶のような味でキノコ臭さはなく、健康茶として楽しむことができます。変なクセがない味なので飲みやすいと思います。栄養補給や健康増進、美容やアンチエイジングにぴったりのお茶だと言われています。

市販の粉砕品タイプの場合、お湯を注いでお茶にするだけのティーパックとは少し違うのでそこについて説明していきたいと思います。

まず、ポットや急須、などはガラスやホーローの容器がいいでしょう。ヤカンで長時間煎じると、ヤカンの中が黒く酸化したりします。鉄製など金属製のものは避けましょう。お茶の味も質も悪くなると言われています。

ガラスやホーローの容器にティーパックを入れてお湯を注いで終わりです。

ただチャーガは一番出汁、二番出汁のように何度か煮出して飲むことができますのでそのまま捨てずに何度か飲むことをオススメします。そうは言っても長時間たってしまったティーパックは酸化してしまうのでもったいないからと取っておくのは辞めたほうがいいでしょう。

チャーガは貴重なので他の健康茶よりもやや値段も高い傾向にあります。大切にじっくりと飲んで体に栄養を吸収されていくのがいいと思います。

・チャーガ茶の飲み方の注意点

チャーガもティーパックによってはグラム数の少ないものや、安くて粗悪なものもあるのできちんとした商品を選ぶことが大切です。

アイスティーとして飲んでも良いのですが、温めることでホットティーとして飲むことも可能です。他には青汁と割って飲んだり、焼酎と混ぜてチャーガ茶割りとして飲まれたりしています。チャーガの焼酎なども販売されていたりしますが、人気があって割りとすぐに売り切れてしまうそうです。癖のない味なので他のものと合わせて、混ぜて飲む方も多いです。

商品によって飲み方は違うと思いますので一般的なチャーガの飲み方として参考にして頂ければと思います。

チャーガ茶は食品なので過剰摂取による副作用の心配はありません。ただ飲み過ぎてお腹を壊さないようにしましょう。

また、濃く煎じたほうが成分を多く摂れるのではないかと考える人もいます。確かにそうかもしれませんが、チャーガを煮出した濃い味が苦手な人は無理に濃度を高くする必要はないでしょう。

販売されている主なチャーガ茶

販売されているチャーガ茶を調べてそれぞれ詳細をまとめました。

・チャーガピュアゴールド茶

http://chaga-shop.com/goldtea/

内容量 3g x 30パック 3,980円(税抜)

・カバノアナタケ茶「白樺のめぐみ」

http://www.holistyle.com/lineup/shirakaba.html

内容量 3g x 30パック 15,000円(税抜)

・原料屋のチャガ

http://www.genryoya.com/products/detail.php

内容量 2g×30包  2,057円(税込)

・焙煎 厳選チャーガ茶

http://www.chaga.sakura.ne.jp/

内容量 2g×30包 3,980円(税込)

・樺のあな茸茶

http://www.pluscare.co.jp/kabacha.html

内容量 1g×30包 8,400円(税込)

・さくら野のチャーガ

http://www.sakurano.co.jp/chaga/index-chaga

内容量 3g×30包  3,000円(税込)

・高嶋屋のカバノアナタケ茶

http://takasimaya.jp/kaba/cm.html

内容量 3g×20包 9,504 円(税込)

・大雪のカバノアナタケ茶

http://www.densukesan.net/webshop/

内容量 1g×90包   5,150円 (税込)

・吉粋 チャーガ塊(原体)700g

http://www.kissui.co.jp/

内容量 チャーガ塊 700g 7,198円 (税込)

以上、チャーガ茶の飲み方や効能、注意点などをまとめました。美容と健康のため、気楽に長く飲み続けることをぜひオススメします。

※カバノアナタケはあくまで「健康食品」であり、その効果・効能を保証するものではありません。

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