癌を抑制して免疫力を上げる効果が期待できる3つの食べ物と癌の原因【それぞれ詳細を解説します】

cancer

癌の治療法はこの10年余りで急激に進歩し、現在では数多くの癌で根治が見込めるようになりました。また、ピロリ菌(胃癌)やある種のヒトパピローマウイルス(子宮頸癌)など、癌の原因とされる病原体や対処法もいくつか発見され、癌を予防するという側面からも癌に関する医療は日々進歩しています。

それにもかかわらず日本では、年間の死亡者のおよそ3分の1、数にしておよそ30万人程度が毎年癌で命を落としています。癌は毎日のように発生していきますが、それを抑え、ガンを殺す役割をする働きをするのが免疫です。

当記事ではガンを増殖させる糖分を断つことと、ガンを殺してくれる免疫を増やし、免疫力を高める方法を中心にまとめていきます。

癌はなぜ爆発的に増殖するの?

癌の発生は様々な要因が絡んできますが、癌が爆発的に増殖する理由は分かっています。それは「糖分です。

1923年、ドイツのオットー・ワールブルグ博士のグループが、「がん組織では、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化が低下し、酸素がある状態でも嫌気性解糖系でのエネルギー産生が主体である」という現象について、一連の論文を発表しています。

ワールブルグ博士はノーベル賞を受賞していますが、その中で「糖分のとりすぎ(糖エネルギー)が癌細胞を爆発的に増殖させることになる」という事実は、いろいろな業界の「しがらみ」があって、今まではおおやけに世の中に普及してはいませんでした。

・ワールブルク効果

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%8A%B9%E6%9E%9C

・第31回ノーベル生理学・医学賞 オットー・ワールブルク「呼吸酵素の発見」

http://sciencejournal.livedoor.biz/archives/3763563.html

・がんの正体を発見したオットー・ワールブルグ博士はなぜノーベル賞を阻止されたのか?

その他の詳細は以下の記事に一部引用してまとめています、糖分でがん細胞をPET検査を発明した荒木先生が有料動画で解説しています。癌が発生する流れや、ワールブルグ博士の理論、そして断糖食について解説しています。

⇛荒木式食事療法「断糖食」の詳細はこちら

注:PET検査とは、「がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む」という性質を利用してがん細胞に目印をつける検査方法です。日本においては一部の疾患をのぞき保健医療として認可されず、まだ一般的に広まっていませんが、その検査の質の高さに、近年急速に普及しつつあると言われています。

【癌は糖で増殖する】糖質制限・断糖食・免疫療法によるがん治療

現在、癌にはどのような治療法があるの?

断糖食で糖分をとらない食事法を行うことで、がん細胞のエネルギー源を断ち、増殖や進行を抑えることができるということがいえます。では、増えすぎてしまった、がん細胞に対してどういった治療法があるのかという部分を見ていきましょう。

癌に対する主な治療法として、

外科治療・・癌の病巣を手術で切り取る(早期ガン~Ⅱ期まで)

薬物(化学)療法・・抗癌剤で癌の増殖を抑える(早期ガン~Ⅲ期まで)

放射線療法・・放射線でがん細胞のDNAを損傷させる(患者により制限あり)

免疫療法・・免疫細胞を体外で増殖し、体内に戻す(早期ガン~かなり進行したガンまで)

代替療法・・食事、サプリメント、運動、鍼灸、マッサージなど(早期ガン~Ⅲ期まで)

温熱療法・・がん細胞が熱に弱いという性質を利用したがんの治療法(早期ガン~Ⅱ期まで)

があります。

このうち外科治療の分野では同じ治療効果でも内視鏡を用いた鏡視下手術が発展し、術後の回復をより早く、身体に対する侵襲をより小さくする方向で治療法が進化しています。

化学療法の分野では、腫瘍細胞のみをターゲットとすることで体に対する負担を軽くし、より高い腫瘍縮小効果を得ることのできる新薬が相次いで発見されています。

放射線療法やサイバーナイフといった「切らないがん治療」も飛躍的な進化を遂げ、比較的腫瘍が小さい場合には放射線単独で治癒に導くことが可能な症例も出てきました。

また、癌の治療法の進歩の中には代替療法として、サプリメントや食べ物など、補助食品の進歩も含まれています。

今回は、これらの補助食品の効果について客観的な裏付けがあるのかどうかを検証し、裏付けがあるものについてはその機序について解説を加えていきます。

 

▽癌を抑制することができるのかはっきりしない食べ物

あまり効果がはっきりしないサプリメントや健康食品も多い

・プロポリス

・フコイダン

・メシマコブ

・レイシ(霊芝、マンネンタケ)

・キチン

・キトサン

・マイタケ

・タヒボ

・核酸

・ビタミンD

・玄米

・ブロリコ(ブロッコリーから抽出された物質)

・有機性ヨード

・ビタミンC(注射)

・オメガ-3脂肪酸

などは

「人間の癌に効く」という科学的に有効な裏付けが20169月時点では存在しません。

「科学的に有効な」とは第三者が追試を行うことができるような形で証明された、いわゆる論文として掲載されたということを指しています。

さらに二重盲検プラセボ試験のように、薬の投与以外の条件を揃えて厳密に行われる試験で有効性が証明されることが必要です。

これらのサプリメントの中には自社データとして免疫力の向上などの結果を公表しているケースがありますが、それだけでは「科学的に有効な裏付けがある」とはいえないのです。

「癌に効く」と謳われているサプリメントは山のようにあり、今日もどこかで新商品が発売されています。しかしながら本当に効果が認められているものは少なく、中には癌患者の不安につけこみ高額の商品を買わせるケースもあるようです。

逆に服用による重篤な副作用のみが論文化されている成分すらあります。効果があるといわれているものも、サプリメントの単独投与だけの効果ではなく、抗ガン剤など他の治療との併用によって効果を発揮しているとされるものが大半です。

効果がはっきりしない健康食品:プロポリスは癌に対して有効か?

例えば、プロポリスはミツバチが作り出す物質で、原料は樹液や新芽・蕾などにミツバチ自身の唾液を混ぜたものです。したがって、巣のある場所など様々な条件によってその組成は変わります。

ミツバチはプロポリスを巣の補修材として使用しています。プロポリスには多量のフラボノイドや酵素が含まれており抗菌作用があるとされ、ミツバチはこの抗菌作用を利用して巣の中をほぼ無菌状態を保っているといわれています。

サプリメントとして販売される際には、この抗菌作用を前面に出して風邪に効くと謳われるほか、やけどやアトピー性皮膚炎、胃潰瘍、胃腸炎、膀胱炎など多種多様の疾患に効能があるかのように記載されています。

体験談は数多く見つかりますが、二重盲検プラセボ比較試験で有効性が認められたという論文はありません。

癌に対しても同様で、大腸ポリープ切除後の患者を対象とした二重盲検プラセボ比較試験で結腸粘膜上の腫瘍マーカー(8-OdG濃度、PCNABax遺伝子発現)に影響がなかった、つまり癌の発生を抑制する効果が認められなかったことが示されています

J Am Coll Nutr. 2012 Oct;31(5):327-37.

効果がはっきりしない健康食品:メシマコブの効果について検証すると?

メシマコブについても同様で、

①マクロファージ、TB リンパ球、NK 細胞の免疫活性上昇

②抗がん剤増強効果、副作用軽減

③がん予防効果など

とうたわれていますが、いずれも培養細胞、動物実験での研究報告であり、ヒトの癌に対する効果が証明された論文はありません。

(がん補完代替療法ガイドライン第一版より)。

ただし、科学的に有効性が証明されていないからといって、飲用しても必ず効果がないとは限りません。基礎実験レベルでは免疫機能の向上などを示す物質も多く、今後の研究の進歩が待たれるところです。

▽癌の抑制に対して科学的データがある3種類の食べ物ランキング

3位 シイタケ由来のレンチナン

菌糸体の培養抽出物、レンチナン(βーグルカン)の効果は本物か?

小林製薬が主だって研究を進めるシイタケ由来のレンチナン

レンチナンはシイタケより抽出した多糖体(βグルカン)を精製した物質です。β-グルカンは、そのラテン名からレンチナンと呼ばれています。マクロファージ、Tリンパ球、NK 細胞の免疫活性上昇により抗腫瘍効果を示すといわれています。

レシチナンは癌の化学療法補助剤(静脈注射用)として1986年より大鵬薬品ら、2012年からは味の素製薬から販売されています。適応は「手術不能または再発胃がん患者におけるテガフール経口投与との併用による生存期間の延長」で、抗ガン剤であるテガフールとの併用が義務付けられています。テガフール以外の抗ガン剤、および大腸癌では有効性は実証されていません。

レシチナン(AHCC)の有効性と効果

同様にシイタケより抽出したαグルカンを精製した物質はAHCCActive Hexose Correlated Compound)と呼ばれています。こちらは医薬品ではなくサプリメントとして市販されています。

AHCCは基礎研究レベルでは癌を抑制するという報告が数多くあります。臨床レベルでは、抗がん剤などと併用する補助療法剤としての使用が試みられています。

もっとも有名な論文は肝切除術を受けた肝細胞癌患者に対してAHCCを投与したところ、術後肝炎・癌の再発が有意に抑制され、生存率が延長したという関西医科大学第一外科の論文です(Journal of Hepatology, 37: 78-86 (2002))。

この研究チームはその後、7年間術後補助療法としてAHCCを併用した結果、早期から中期の胃がんや大腸癌で5年生存率が有意に上昇したとの結果を報告しています(Natural Medicine Journal, 1(1), September 2009)。

その他前立腺癌でも同様の報告がみられます(第46回 日本癌治療学会総会)。レシチナンと異なり、現時点では明らかな副作用の報告はないようです。

アガリクスサプリメントの中でもオススメは小林製薬の「シイタゲン-a」です。

「がんになると、免疫の働き(免疫力)を無力化する「免疫抑制細胞」などが異常に増える」

「すると、免疫抑制細胞などが邪魔をして、免疫細胞は増えたり、活性化することができません。
その結果、免疫細胞は、がん細胞にたどり着くことや攻撃することができなくなってしまいます。」
「シイタケ菌糸体は、がんに対する免疫力を抑制する「免疫抑制細胞」の増殖を抑え、がんに対する免疫力を回復・高める作用を持つことが、報告されています(免疫抑制の解除)。この作用は、ベータグルカンでは報告されておらず、シイタケ菌糸体の特徴的な作用だと考えられます(Cancer Science誌 2011年)」

というように小林製薬の癌研究のサイト内で分かりやすく説明されています。小林製薬は20年以上シイタケ由来のレンチナンを研究しており、関連する学会・論文発表の研究データの8割が小林製薬の発表です。その為海外では論文・資料はあまりありません。

小林製薬の長年の研究の賜物シイタゲン-a」

参考

・小林製薬の癌免疫研究

http://www.ganmen-kobayashi.jp/result_02_01.html

その他製品

・レンチナン静注用1mg「味の素」(医薬品)

http://www.eapharma.co.jp/

・シイタケパワー115

http://www.siitake.com/

 

2位 アガリクス(和名 ニセモリノカサ、ヒメマツタケ、カワリハラタケ)

ベータグルカンを豊富に含むアガリクスは癌に効く?

多くの企業が臨床試験や研究開発に力をいれるアガリクス(標準和名 ニセモリノカサ)
 

癌に効くサプリメントとして真っ先に名前が挙がるのがアガリクスです。皆さんもどこかで耳にしたことがあると思います。独立行政法人国立健康・栄養研究所の「「健康食品」の素材情報データベース」に詳細な記載がありますが、アガリクスとは通称であり、日本名はカワリハラタケ(学名:アガリクス・ブラゼイ・ムリルAgaricus blazei Murrill)といいます。

担子菌類ハラタケ科のキノコの一種です。もともとはブラジル原産のキノコですが、昭和40年に日本に移入されてからは人工栽培が盛んに行われています。

アガリクスが「癌に効く」「免疫力を高める」と言われる所以の一つはβグルカンを豊富に含むことによります。

実はアガリクスにはいくつかの菌株があり、また栽培条件などによっても含有成分が大きく異なるのです。アガリクスを常用する際には、これらをきちんと把握することをお勧めします。


アガリクスは、マウスモデルでは経口投与によってある種のリンパ球が有意に増加した(Biosci Biotechnol Biochem. 1998 Mar;62(3):434-7.)、同じくマウスモデルでアガリクスから抽出した殺腫瘍物質を特殊な処理をした腫瘍に投与したところNK細胞が腫瘍部位に浸潤し、さらにその殺腫瘍物質は試験管内でアポトーシスを誘導することにより腫瘍細胞の増殖を抑制した(Cancer Immunol Immunother 1998 May;46(3):147-59)などの論文が発表されています。

ヒトに対して有効かどうかについての研究論文もいくつか存在しています。そのうち癌患者を直接対象とした無作為化プラセボ比較試験の結果が韓国から論文化されています。(Int J Gynecol Cancer. 2004 Jul-Aug;14(4):589-94

この論文によると、抗がん剤治療を受けている子宮がん・卵巣がんの女性100名をアガリクスを投与する郡としない群に分けたところ、アガリクスを投与した群のみでNK細胞の活性化が認められました。

しかしながら、過量のアガリクス投与による肝障害、紅斑、呼吸困難、神経障害、腫瘍マーカー高値などの健康被害も報告されています(そのうち論文化されたものはJpn J Clin Oncol. 2006 Dec;36(12):808-10. Epub 2006 Nov 14.およびJ Dermatol. 2010 Aug;37(8):773-5.)。

アガリクスのヒトに対する安全性について直接試験した研究はなく、服用する際には菌株などを含めどのような成分が含まれているかを確認すること、そして規定量を守ることが極めて大切であると思われます。

アガリクスサプリメントの中でもおすすめは「キングアガリクス」です

・アガリクス(菌株KA21)を7日間飲んだら免疫活性が増加したという予備的な報告がある。

・抗がん剤治療を受けている子宮がん、卵巣がんの女性が、品質管理されたアガリクスを飲んだら、免疫活性が認められ、抗がん剤の副作用(食欲不振、脱毛、全身倦怠感など)が軽減されたという報告がある。

アガリクス100%配合!東大などが研究

https://goo.gl/qTzCCs

キングアガリクス100の詳細はこちら

参考

・キングアガリクス公式サイト

http://www.kingagaricus.com/

その他製品

・ホクトのアガリクス

http://www.hokto-onlineshop.jp/

・ヒメマツタケ多糖体顆粒「ABPS」

http://www.shop-nsk.jp/

 

1位 カバノアナタケ(チャーガ):ロシアで医薬品として販売実績あり

カバノアナタケ(チャーガ)のβグルカンとべチュリン酸で免疫療法のサポート

ロシアでは薬や代替療法として販売されているものの臨床試験は国際的には少ない

ヨーロッパやロシア、日本の東北地方など寒い地域の白樺の木に寄生して成長するチャーガ(和名 カバノアナタケ)は体の免疫力を上げ、美容効果やアンチエイジングの食材として、ヨーロッパ、アメリカ、フィンランド、日本、韓国で注目されています。

北海道ではアイヌ民族の健康茶のお土産として国産チャーガの販売をしているところもあり、塊のまま手に入れることができます。また、古代ローマ、ネイティブアメリカンも薬用のあるお茶として飲んでいたようです。

とても希少価値があり、白樺の木2万本に1本しか無いと呼ばれるほど見つけるのが困難なキノコです。成長するまで長い年月がかかるため人工栽培をする業者もいないため、天然のチャーガは「森のダイヤモンド」と呼ばれているそうです。

チャーガはSOD(抗酸化酵素)がアガリクスの約30倍

チャーガは免疫力を上げるβ-グルカンなどの多糖類が他のキノコに比べて豊富に含まれており、抗酸化酵素(S.O.D)の含有率がアガリクスやトリュフなどの薬用キノコの20~25倍、ケールの60倍、ほうれん草の250倍もあり、脚光を浴びています。

カバノアナタケにがん細胞を抑制できる効果があるのは、豊富に含まれたSOD酵素によると考えられています。

チャーガが生える白樺の木は様々な薬効成分が含まれています。

▽白樺の樹液・・・キシリトールの原料や、サポニンや多糖類、アミノ酸、ミネラルなどの栄養分などを含む

▽樺油・・・抗菌成分や抗炎症作用をもった成分が含まれ、外用薬として皮膚病や関節炎などの治療に使われています。

白樺の樹皮・・・樹皮に多く含まれるベツリン酸(betulinic acid)には、がん細胞にアポトーシスを誘導する作用や、血管新生阻害作用などが報告されています。

チャーガは免疫力を高めるβグルカンなどの多糖類の他、白樺の樹液に含まれるミネラルやサポニンなどを濃縮して含んでいます。白樺樹皮に含まれる抗がん成分として知られているベツリン酸も人体が吸収しやすい形で濃縮して含んでいます。

チャーガが本格的に研究され始めたのは1950年以降です。主にロシアで研究開発が進み、1955年にモスクワ医学科学アカデミーが、公に抗ガン剤として推奨しています。ロシア赤十字社はチャーガを主成分とした抗ガン剤「ベフンギン」や化粧クリームなどを販売しています。

1982年にガン、胃潰瘍、慢性胃炎、鎮痛や成人病予防の医薬品としてロシア薬局方に収載されており、また医療薬として臨床でも使用されています。ロシア薬草庁では厳格な規格によって1等級・2等級・3等級と決められていて、1等級以外は処方薬として認定されません。ロシアでは現在も広くチャーガを使っており、且つ今も国を挙げて研究しています。

また、ウイキペデイア英語版によると、ポーランドでの1998年の研究では、腫瘍増殖に対するチャーガの抑制効果を実証しています。

ベフンギンは今でも抗ガン治療薬として広くロシアで使われています。 

現在ではこのエキス製剤が「ベフンギン」として、ロシア薬局方指定医薬品とされています。

ベフンギンの詳細

・疾病の分類に関する分類(ICD-10)

C15-C26消化器官の悪性新生物
K25胃潰瘍
K26十二指腸潰瘍
K29.5慢性胃炎、不特定
胃と十二指腸のK31.9病、不特定
L40乾癬

・薬力学

生物学的に活性な物質の製造に含まれる効果によって決定されるアクションは、(多糖類は、フミン酸、有機酸、ミネラル、chagovoy 含むマンガン、コバルト、および他のホルモン)組織代謝の調節に関与します。これは、(フリーラジカルプロセスに影響を及ぼすことによって)腫瘍細胞の発達を阻害します。

・ベフンギン薬の適応症

疾患消化管(慢性胃炎の運動障害、消化管アトニーの症状、胃潰瘍と)(患者の全身状態を改善するため)、乾癬、腫瘍病理。

・禁忌

過敏症。

・副作用

アレルギー反応。

・投薬および投与

内部では、食べる前に30分。使用前に、バイアルの内容物を、振盪し、暖かいお湯の150ミリリットル中の薬物の3小さじで希釈しました。3-5ヶ月間1日3回摂取します。治療の必要なコースは7〜10日の間隔で繰り返されます。

引用 ロシア医薬品百科事典 http://www.rlsnet.ru/tn_index_id_4255.htm

ベフンギンはロシア薬局方指定製剤で濃い目のチャーガ茶の抽出物です。日本では残念ながら医薬品のため入手は出来ません。

「抵抗能力を高める働きのある天然のハーブ(アダプトゲン)」

またチャーガは副作用はなく、トラウマ、不安、肉体的疲労などのストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブであるとされる「アダプトゲン」とされています。ロシアではそのアダプトゲンの中でもチャーガが最高のものであるとされています。

アダプトゲンとは「体に悪影響を与える物理的、化学的、または生物学的なストレスの原因を、非特異性の抵抗力を高めることによって撃退するもの」と定義されています。

1 毒性 (副作用)がない。

2 作用が特定の臓器に限定されない。

3 正常化作用を持っている。

・アダプトゲンであるとされるハーブ類一覧

現在知られているアダプトゲンのほとんどは、アーユルヴェーダか漢方で伝統的に使用されていたものである。 有意水準の科学研究によってこれらのアダプトゲンの有効性が確かめられたもの:

  • アシュワガンダ (Ashwagandha/Withania somnifera)
  • 冬虫夏草 (シネンシストウチュウカソウ/Cordyceps/Cordyceps sinensis)
  • 党参(トウジン) (ヒカゲノツルニンジン/Dang Shen/Codonopsis pilosula)
  • エゾウコギ (シベリア人参/エレウトロ/Eleuthero/Eleutherococcus senticosus)
  • ホーリーバジル (カミメボウキ/Holy Basil/Ocimum sanctum)
  • 高麗人参 (朝鮮人参/オタネニンジン/Ginseng/Panax ginseng)
  • イボツヅラフジ (グドゥーチー/Guduuchi/Tinospora cordifolia)
  • アマチャヅル (ジャオグラン/Jiaogulan/Gynostemma pentaphyllum)
  • 甘草(カンゾウ) (Licorice/Glycyrrhiza glabra)
  • マカ (Maca/Lepidium meyenii)
  • 霊芝(レイシ) (マンネンタケ/Reishi/Ganoderma lucidum)
  • ルージァ・カルタモイデス (Rhaponticum/Rhaponticum carthamoides/Stemmacantha carthamoides)
  • ロディオラ (Rhodiola/Rhodiola rosea)
  • 朝鮮五味子(チョウセンゴミシ) (チョウセンゴミシ/オミジャ/シサンドラ/Schisandra/Schisandra chinensis)
  • チャーガ (カバノアナタケ/Chaga mushroom/Inonotus obliquus)
  • シラジット (Shilajit/Ashphaltum bitumen)

引用 ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3

ロシアでのチャーガ研究の歩み

•1859年 フェレーベン「チャーガの治療作用についての報告」

•1862年 フルヒト「身体各所のがん治療成功例」

•1896年 スミルノーフ「チャーガによるがんの治療例」

•1970年 スハーノフ「人工的に起こした腹膜炎、結膜炎、眼瞼炎の進展に対する6%チャーガ煎剤の影響」

•1972年 カローヴィン「咽頭腫瘍に対するチャーガアエロゾール(噴霧剤)の効果」、ドスイチョーフ/ブイストローヴァ「チャーガ製剤の乾癬と慢性胃腸管・肝臓疾病の併発患者への影響」

•1993年 グリベーリ「胃腸管の運動排出機能に対する、乾燥チャーガ抽出物の影響とその鎮痛効果の研究」

•1995年 ガバネンコ「チャーガを基にしたバルサム(芳香油、鎮痛剤)ベリョースカに関する研究」

•1996年 Yu・I・グニネンコ「カザフスタン北部および中部におけるカバノアナタケの資源量の問題について」 、パシンスキー「公認チャーガ製剤と乾燥チャーガ抽出物、その分別物の胃への保護効果の研究」、 ブルチク「子宮頸管の腫瘍細胞に対する2種類のチャーガ抽出物の細胞毒素作用の研究」

•1997年 ルイジョーヴァ「超音波抽出法で得られた乾燥チャーガ抽出物の薬理学的特長の研究」

•1998年 ルズモフスカ「子宮頸管の腫瘍細胞における未乾燥チャーガ抽出物の効果」、B・G・パシンスキーと研究チーム「カバノアナタケ乾燥エキスの抗腫瘍、順応性促進、抗腫瘍作用」

•2000年 ベラルーシ国立科学アカデミー微生物の研究所研究グループ「カバノアナタケのメラニン・コンプレックス」

•2001年 アイナベコーヴァ「チャーガ浸剤の抗オキシダント効果の実験と臨床研究」

 以下、カバノアナタケ/チャーガに関する主要な論文

1972年 カローヴィン(Korovin M.F.

咽頭の腫瘍にチャーガをエアゾール(噴霧剤)として使用

悪性の咽頭腫瘍には、腫瘍組織の付近に炎症が頻繁に発生する。このような患者には抗炎症治療が用いられるが、生体組織検査を行う事が困難な咽頭における炎症を解消できない事が多い。

27名の第4段階の咽頭腫瘍患者に対し、主要な治療の他に、AI1型装置を使った吸入法により水200gに対し40gのチャーガを処方した。治療コースは、毎日5~6分間の吸入を10日間続ける。患者は5回の吸入の後、症状の改善を自覚し、咽頭の痛みが無くなり,嚥下困難が解消され、全体的な体調が改善し、正常な睡眠状態となり、食欲も呼吸も改善した。

咽頭鏡検査では、患者の全体的な体調が改善し、咽頭腫瘍の輪郭が現れたことで、新生物の生体組織検査を行う事が可能となった。咽頭疾患に対するエアゾール内のチャーガ抽出物による治療は、何件かのケースにおいては炎症が完全に消失するなど咽頭の疾患に非常に有効であることが判明した。

 

1997年 静岡大学名誉教授 農学博士 水野 卓

マウスの実験により

★チャーガ多糖の抗腫瘍活性

チャーガの水溶性多糖にも不水溶性多糖にも顕著な抗腫瘍活性が認められた。

★チャーガ多糖の血糖値降下作用が見られた。

 

広島大学医学部総合薬学科  陳 志清  仲田 義啓

マウス実験より

チャーガの抽出成分には、βグルカン等の多糖類が多く含まれており、その中に制ガン活性の本体があるのではないかと言われている。今回の実験に用いられたチャーガの抽出エキスは、カワラタケより生成された抗がん剤のPSK(クレスチン)に比べて、より強い制ガン作用を示した。一方チャーガのガン細胞増殖抑制作用は細胞の種類によって異なり、白血病由来のRaji Molt-4細胞、および固形がんのHelaME-180(子宮ガン)、SBC-5VMRC-LCD(肺ガン)NUGC-3(胃ガン)MOF-(乳腺ガン)などのガン細胞に対し強い抑制作用を示したが、甲状腺ガン由来の8305-C細胞と腎臓ガン由来のVMRC-RCZ細胞には顕著な効果が見られなかった。

チャーガを投与したマウスのマクロファージの貪欲能が明らかに増強され、マクロファージの活性促進作用が示された。チャーガはこのマクロファージのTNF-αの分泌促進作用を通して免疫機構において様々な薬理作用を示すと考えられる。

チャーガは、2種類のマスト細胞に対していずれも脱顆粒抑制作用を示した。はたしてこのようなヒスタミン遊離抑制作用はアレルギー反応の抑制につながるかどうかを検証するためにマウスの1型アレルギー反応モデルを用いて実験した。その結果、チャーガは、マウス1型アレルギー反応を抑制する事が認められた。これらの結果より、チャーガは臨床でアレルギー反応の予防と治療の補助役となる可能性を示している。

 

以上の結果より、チャーガは免疫増強、健康維持、病気予防に役立つ科学的な根拠が判明したのみならずその多彩な薬理作用を担う成分の究明は、ガンやアレルギー疾患の治療薬の開発に寄与する事と期待される。

 

2003Medical Nutrition 第6号 鈴鹿医療科学大学 鈴木郁功教授

最近の研究によりチャーガ抽出成分には、抗腫瘍作用や抗エイズウイルス作用などがある事が報告されている。これはβグルカン含有量がアガリクス・ブラゼイより多く、マクロファージを活性化させ、結果的に非特異性免疫機能を促進させることによって、二次的に働くものと考えられる。

マウス実験

チャーガ粉末100gに水1000mlを加え100℃で2時間抽出後、遠心分離し、上澄み液を濾過し、濾過液を凍結乾燥したものを使用。

マウスに経口投与し直後から14日間観察した。その結果、チャーガに抗酸化力が認められたことから、体の免疫力を高め、抗腫瘍作用及び抗エイズウイルス作用等様々な疾患に有用に働くと考えられる。

アメリカのガンセンターなどでは、チャーガが注目されています。

Memorial Sloan Kettering Cancer Center

https://www.mskcc.org/cancer-care/integrative-medicine/herbs/chaga-mushroom

ここではチャーガの使用目的を

・ガン予防及び抑制

・免疫強化

・炎症抑制

・肝臓保護

としています。

またカバノアナタケはエイズでも驚くべき効果があり、日本でのチャーガによるエイス研究がロシア・アメリカなど世界でニュースとなりました。そしてこのベツリン酸の構造改変した化合物で抗がん剤やエイズ(HIV)に対する抗ウイルス薬として開発されてます。一部では既に臨床試験が行われており、アメリカでは国を上げてエイズウイルス撲滅に取り組んでいます。

”産学共同研究でチャーガ(カバノアナタケ)の成分に「エイズウイルスの増殖抑制効果がある」との試験結果が第51回北海道公衆衛生学会にて発表された。
また1993年「日本エイズ学会」でチャーガがエイズに効果があることが発表され衝撃を与えた。

この発表は大阪府立公衆衛生研究所によるもので翌94年には実験研究結果が「日本薬学会第41回年会研究会」でも報告された。
それによると「チャーガの抽出物は天然物としてはきわめて高い抗HIV作用を示すことが明らかになった」ということです。

続けて95年にはチャーガの抑制効果について「第6回抗ウイルス化学療法研究会」で報告があった。
その実験とは試験管にヒトのリンパ球の細胞を入れ、そこにチャーガのエキスを入れたものと入れないものを用意する。

次にそれぞれの試験管にエイズウイルスを注入し、変化を追って見ていく、その結果チャーガエキスを入れない方の試験管ではたった3日でエイズウイルスは巨大細胞を形成し、エイズ感染状態となった。

一方チャーガエキスを入れた方は、エイズウイルスを入れても変化は起こらず、健全な細胞を保つことが出来たのである。
また国立予防衛生研究所では、チャーガを使ってエイズ感染阻止試験と増殖抑制試験を実施した。

そこでもチャーガの力が実証された。
「ED50」とはエイズウイルスの働きを50%止める濃度のことで、チャーガの場合、なんと10億分の35gという微量でED50が測定されることが分かったのです。”

引用 チャーガ健康園 http://www.shop-chaga.com/hiv.html

チャーガが公的機関・テレビ放映・雑誌・新聞などに掲載された例

  • [北海道きのこ図鑑]富良野市東大演習林/農学博士高橋郁雄著者/1991年8月29日発行
  • [カバノアナタケの抗HIV-1作用]日本生薬学会第41回研究会/1994年発表
  • [エイズ抑えるきのこ]日本農業新聞/1999年4月28日
  • [カバノアナタケ成分がウイルス抑制]北都新聞/1999年10月10日
  • [HIV抑制効果の樺孔茸有効成分を抽出]北海道新聞/1999年11月2日
  • [エイズとインフルエンザに効く北海道産の茸樺孔茸]産経新聞/平成11年11月11日
  • [北海道に生育カバノアナタケの可能性]週刊新潮/2000年9月14日
  • [町興しのテレビニュース]北海道地区テレビ/2002年3月~4月の2回放映
  • [がん、エイズ、糖尿病に効果/驚異の樺孔茸]札幌テレビ/2002年4月放映
  • [ロシアンヘルスフードを追う]健康産業新聞/2002年6月12日発行号
  • [十朱幸代のビューティー紀行ロシア]テレビ東京/2003年4月29日放映
  • [ズームインスーパー/カバノアナタケの正体]日本テレビ/2003年5月29日放映
  • [がん&糖尿病に効くカバノアナタケの評判]FRIDAY/2003年7月11日発行号

引用 日本SOD研究会 http://www.sod-jpn.org/n_material/chaga_02.html

カバノアナタケ濃縮液の中でもオススメは「天然白樺チャーガ濃縮タイプ」です。

日本国内のカバノアナタケ/チャーガを販売している商品の中で現在のところ唯一製品のエビデンス(ネズミでの実験)を持っています。また独自の酵素処理でβグルカンやべチュリン酸を分子化し、細かくすることで十分に栄養を体に吸収しやすくしているそうです。

以下、農学博士 米山先生のブログ文章からの引用です。

チャーガにはβグルカンや抗癌作用のベチュリン酸が含まれることが知られている。ただこれらは繊維と絡み合うように長い鎖のようにつながっていて取り巻かれれいる。

それを物理的にミルなどで粉砕して微細粒子にすると、しないよりは成分が表面に現れてくる。それで粉砕しないよりは多量にこれらの小さくなった成分を我々は利用できるようになる。

ただそれには限界がありさらに極めて多量に成分を表面に引き出すのには繊維やβグルカンを酵素で反応させていく必要がある。こちらは上記の物理的と相まって化学的という方が適している。

勿論、酵素 は自然にある物質で遺伝子操作や化学合成した物ではないので安心できる。

さらに酵素はタンパク質の一種。物理的の微粒子と化学的な分子レベルでは大きさが格段に違い分子レベルの方がより小さくできて含有している成分を表面に現せられ結果として人間が接種すれば吸収できる。

チャーガ濃縮エキスのプレミアム版

天然白樺チャーガ濃縮タイプの詳細はこちら

参考

・「Natural Products Expo 2003」のプレゼンテーション

http://siberiandream.net/topic/chaga/index.html

その他製品

ゼリータイプ/乳酸菌発酵『チャーガ・プレミアム』

http://www.chaga.sakura.ne.jp/

北海道産天然カバノアナタケ純正抽出エキス

http://tlcm.jp/king/

以上です。

最新情報があれば随時書き足していきます。免疫力を高めると言われているβグルカンですが、βグルカン単体では効果は薄いのではないでしょうか。やはりキノコ由来の製品には免疫の働きを無力化する「免疫抑制細胞」の増殖や抑制を抑える効果があると思われます。

まとめ

しっかりと深呼吸をして酸素をとることで正常な細胞からがん細胞への転化を抑え、糖分を遮断した断糖食で爆発的ながんの増加を抑える。その上で、免疫力をあげて治癒力をあげるために漢方(特にチャーガ)と温熱療法、抗がん剤を続けていくことで癌を殺すことがひとつの答えになるのではないでしょうか。

いろいろな情報を正しく見極め、安心して癌の治療を受けるためにもこのページがお役に立てれば幸いです。

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注:今回の記事は許可を得て、記事を引用しています。

記事の引用元 https://sites.google.com/site/makkiganfood/

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